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ふと思ったことを書き留めるブログです。怒らないでください。

ウェブアプリ「Elel(エレル) | 一橋大教授のオススメ図書」を作ったよ

どうも、山下夏生です。

 

プログラミングの雑多なメモを除けば、約半年ぶりのブログ更新でございます。

 

今回はというと、表題の通り、先日「Elel(エレル) | 一橋大教授のオススメ図書」サイトを制作し、リリースしましたので、その振り返りを忘れないうちにしてしまいたいと思います。

 

新しいことを始めることの気持ちとか現実とか、あとは一橋生にとってはプログラミングとか、知っていただければ今後、何かの役に立つかなぁと思います。

 

まずは一応「Elel」がどういうものかさらっておきますね。

 

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「Elel(エレル) | 一橋大教授のオススメ図書」

 

【要約】

 一橋大学商学部3年生の山下夏生が、2018年4月2日に「Elel(エレル) | 一橋大教授のオススメ図書」(https://elel.site)を正式にリリースしました。Elelでは総勢40名以上の一橋大学の教授陣が厳選して良書を紹介し、みなさまが本を選ぶ際の手助けをしています。お好みのカテゴリーや教授、はたまたレコメンドに従って、みなさまに合った良書を見つけることができます。

 

【背景】

 近年若者が本を読まなくなっていることはすでに周知の事実であると思いますが、2月26日に発表された全国大学生活協同組合連合会の大学生の生活実態調査によると、ついに53.1%、つまり過半数以上の大学生が1日の読書時間を「0分」と回答し、大学生の読書離れの加速が浮き彫りとなりました。私自身大学生であり、自分含め多くの大学生が読書をせずにスマホばかりいじっていることを目の当たりにしており、そのことに対して危機感を抱いていましたので、この「読書離れ」という現代の大きな課題を解決する一助となりたいと思うようになりました。そこでまとまった推薦図書サイトを制作しようと思い立ったわけです。ネット上には時々、そういった図書のおすすめサイトは散見されますが、そのようなサイトは誰が書いたかわからず、質が高くないものが多いと感じていましたので、今回は私の通う一橋大学の教授の方々に協力を得て「一橋大教授のオススメ図書」サイトを制作しました。

 

 

【「Elel(エレル) | 一橋大教授のオススメ図書」の概要】

 Elelでは総勢40名以上の一橋大学の教授陣が厳選して良書を紹介し、みなさまが本を選ぶ際の手助けをしています。お好みのカテゴリーや教授、はたまたレコメンドに従って、みなさまに合った良書を見つけることができます。

 

<3つの特長>

1: その分野で権威のある一橋大学の教授が厳選して良書を推薦しています。

2: カテゴリーや教授名から本を探すことができます。

3: コメントをみたりしたりすることで自分が読んだ本の感想を投稿できる。

 

 

【今後の展望】

今後はより多くの一橋大学の教授にもご協力いただく予定です。また、いかんせん一橋大学は文系大学であるために分野が偏ってしまう傾向にあります。なので、東工大や東大バージョンも制作したいと思っています。

 

 

【サイトURL】

https://elel.site

 

 

【制作・運営者について】

Natsuo Yamashita(山下夏生)

一橋大学商学部経営学科3年生

Twitter: @Natsuo720

Blog: http://natsuo720.hatenablog.com/archive





と、こんな感じです。プレスリリースの使いまわしですいません。

 

ではいよいよ制作経緯について滔々と語っていきますね。

 

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 (チラシです。俺史上最高にオシャレになりました。やばくない!?)

 

イデアを閃いた7月

イデアを思い付いたのは半年以上も前だったんですね。古いです。懐かしいです。

 

当時は、もう春夏学期も終わりに差し掛かり、もう出席しなくてもよい講義が増え始め、自分の時間にゆとりがではじめたころです。サークルもバイトもやっていない非リアの私は当然、余った時間をどう過ごすかで悩み、しばらく忙しくしていたために読んでいなかった本でも読むか、となったわけです。

 

と、そこで問題が発生します。

 

え、何読めばいいの...?

 

普段から本を読んでいれば、次から次へと関心のあるテーマが生まれ、読みたい本には事欠かないことが多いのですが、いかんせん読み始めはそうはいきません。悩みました。

 

で、そこで参考にしたのがGoogle先生です。

 

ネット上にはオススメ図書サイトがゴロゴロありますから、一応参考にはなるわけです。

 

しかし、ネット上のそういったサイトは誰が書いているのか分からず、自分の求めていた真の良書というよりかは大衆に迎合したしょうもない本が数多く紹介されており、参考になることは多くありませんでした。

 

そこで、あ~我が一橋の教授に何読めばいいか教えてほしい~と思い、じゃあ自分で一橋大教授のオススメ図書サイトを作るか!となりました。

 

当時はすでに一橋大学入試研究会での活動を通じて、新しいことを始めることに対する抵抗もありませんでしたし、ウェブサイトも3つくらい制作した経験がありましたので、まぁ今自分ができることだしやってやるか~位の気持ちでした。特にチャレンジングだったわけではないです。

 

自分は基本的には自分が今できないことをやりたい人なので、そこまでモチベーションは高くありませんでしたが、今回の企画では、多くの一橋大の教授をある意味「使う」という側面があるので、それは少々面白いというか普通では経験できなそうだと思ったので、やるぞ!と踏み切りました。

 

 

教授に協力してもらう8月

で、今回の一番の肝となる、いかに教授にやる気を出させるか、です。サイトの質を高めるために講師や准教授を省いた、本当の「一橋大教授のオススメ図書サイト」を作りたかったので、とにかくアタックすればいいというものではありません。何しろ一橋大学には教授が100人強しかいませんが、その半数の50人分くらいは欲しいわけです。

 

いかに教授のコミット率を上げればよいのか、が大事ですね。

 

私の私見では、教授というのは非常にプライドが高く(少なくとも、お前ら学生よりは賢いと思っている)、忙しいという体裁をとりたい(少なくとも、お前ら学生よりは忙しいと思っている)生き物です。

 

ですから、普通に推薦図書を教えて~と頼むだけでは断られてしまいます(何を推薦すべきか考えたり、その理由を書いたりすると意外にもかなりの時間がとられるし、何より面倒臭い)。

 

そこで、まずはいかに今回の企画が社会的に意義があることで、さらに会ったこともない私がいかに教授のことを敬っているかを示す必要があると考えました。

 

教授というのは社会貢献というワードが大好きで、そして尊敬されたい生き物だからです。

 

そこで私はまず一橋生300人にアンケートを実施しました(有効回答は100人分でしたが)。アンケートを通じて、いかに学生が読書をしていないかや、もし教授が推薦したら本を読みたいと感じるようになることを示そうと考えたのです。

 

これにより、社会性も、そして学生がしっかり準備している感も、ビシビシ感じられるので、教授の協力を取り付けられると思ったのです。



ここで教訓なのは、『人をある意味「使う」ならば、相手がどう感じるとかどうしたら実際に動いてくれるのかなどを事前に考えることは大事である』、ということだと思います。

 

「とにかくやってみろ」とよくわかってない大人は頻繁に口にしますが、事前準備というか、考えることは大事なわけです。

 

商学部ではマネジメントうんぬんを学びますが、実際にできている人は少ないので、ぜひ商学部の方は実際の体験を大事にしてほしいですね。

 

もう一つの教訓は「振られ慣れろ」ということです。

 

アンケートとるにしても教授の協力を仰ぐにしても、とにかく周囲の人間の協力が必要不可欠です。そして彼らの協力を得るにはまずこちらから「協力してください」と告白する必要があります。で、そのうち7割方は無視されるか嫌だと断られるかして、要は振られるわけですね。

 

毎回毎回多少は嫌な思いを感じることになるのですが、この「振られる」という覚悟が大事です。

 

振られることを恐れて結局行動に移さないパターンの人が、私の周囲ではしばしば散見されるので、このことは前もって知っておいてもいいと思います。

 

 

批判が殺到した8月、9月

こうしてなんとか夏休みに入る前にアンケートを集計できたので、晴れて教授にもデータを示しつつ協力してくださいと頼むことができました。(ちなみに、頼んだ方法は、学生ハンドブックに載っている教授に片っ端からメールするというものです。)

 

ここで批判が殺到します。

 

はい、毎度のことです。

 

何をするにしても邪魔するやつらがいつがいます。

 

まず、先輩。

 

彼らは自分が後輩よりもいつも優れていなければ気が済まない人種です。

 

なので批判します。

 

「こんなアンケート意味ない」「ていうかそんなサイトいらない、誰が見るの」などなど。

 

いやになりますね。

 

次に教授。

 

これには驚きました。

 

多少なりとも社会的意義のありそうな活動なのに、なぜか批判してくる。

 

一番怖かったのはこれ。

 

「教授の評議会で取り上げて、この企画がよいものか精査する」

 

まだ世の中に出てもいないのに、企画段階で大学に潰されるなんてことがあるのかと思いましたね。

 

やるやる言って実際はやらないのが世の中で、なんだかんだ実行することはかなりのハードルがあって、そこにチャレンジするという意気を完全に砕いてきますね。

 

この件は、この企画に賛同してくれていた他の教授の方々がいさめて下さったみたいでありがたかったです。

 

何か新しいことを始めようとしている方々に一言。

 

必ず批判されますが、気にしないで下さい。自分が絶対だと信じて下さい。

 

 

今回の私はというと、、

 

一橋大学入試研究会の件で炎上を何度も経験していますから批判されることには慣れています。しかもその批判は大体妬みからくるものと知っています。

 

なので今回は完全に無視して作りました。先輩も教授も知りません。とりあえず作りました。既成事実です。50人も教授が参加していればそうそう潰そうとする教授も現れないでしょう(これからどうなるかはわかりませんが...)。

 

 

企画を忘却した 9月~1月

はい、見出しの通りです。9月-1月は完全にこの企画に手を付けていません。

 

もちろん続々と教授の方々は推薦図書を記入してくださっていたのですが、肝心の私のモチベーションが下がりました。

 

その理由にはまずはケニアでファッション誌!の件があって忙しかったからです。Elelのサイトなんて作る気になりませんでした。すいませんでした。

 

あとは、やはりすでに自分が持っている能力でできてしまう、というのが大きかったですね。

 

一番の課題の教授の協力を取り付けるところがある程度クリアできていたので、もうあとは淡々と時間をかけてサイトを作るだけなのです。

 

もはやバイトと変わりません。しかもお金もらえないし。

 

ということで9月-2月は企画を完全に忘却していました。(教授にはプログラムの構築に非常に時間がかかったと言ってありますが、、)



プログラミングにはまった2月

そんな感じで完全に悠々自適の暮らしを取り戻していた私ですが、年が明けてからプログラミングにはまりはじめます。

 

プログラミングの記事も今度書きたいとは思っているのですが、とりあえずやったことは、php, mysql, ruby, rails, laravel, node, cakephp, js, vue.js, angular, java, c, c++, python, unityの基礎をさらいました。レベルは大体簡単なアプリケーションが作れるくらいです。

 

で、そうなるとオリジナルアプリを作りたくなってくるのが人情というもので、phpを作ってウェブアプリ作りたいな~なんて思っていると、ふとElelのことを思い出したわけです。

 

そういえば教授からデータをもらうだけもらって作ってなかったやつあったな。

 

適当ですいません。でも結果的にはしっかり作ったので許してほしいです。

 

ちなみに、以前にデザインの勉強をして、イラレやフォトショも使えるようになっていたので、よし、今回はデザインもプログラムも最高のものを作ってやろうじゃないの、とモチベーションを再燃させました。

 

(さらにちなみにですが、以前からできていたのはhtml, cssでサイトを作ることで、phpとかでは作れませんでした。前者は単なるウェブサイト、後者はウェブアプリと違いがあって、両者にはかなりの実力の差があります。)



ようやく作り始めた3月

ようやくですね。ようやくです。教授を半年も待たせてしまいました。すいませんでした。

 

制作方針としては「とにかくオシャレに」しか考えていませんでした。とりあえずかっこいいサイトを作りたかったです。

 

まずはバックエンドから始めます(バックエンドはエンジニアさんの領域で、システムとかです)。

 

確か最初に教授用のサインアップとログイン画面を実装して、あとはそこから一つ一つ画面を増やしていく感じでしたね。

 

例えば、ログインしたら次は本の新規投稿システムを作って、次は自分の投稿を一覧で見れるようにして...など。

 

なのでこの段階でのデザインセンスは皆無でした。自分で作って嫌になりました。まぁシステムしか作ってないから当然ですが。

 

あとはフレームワークを今回は使わずにスクラッチでコードを書きました。要は1行で100行分かけちゃう便利ツールを使わずに1からコツコツ書いたということです。

 

本格的なシステム開発の最初の経験だったので、まぁ楽せず実力上げていこうと思いまして。

 

このバックエンドの作業で10日間くらい使ったと思います。(機能を使えるのは教授だけだからツライ、、見てほしい、、)

 

次にフロントです。こちらは5日くらいでした。

 

バックエンドで疲れ果てていたのでBootstrapを採用しました。楽にポップアップとかレスポンシブとかにしてくれるやつですね。デザインも気づいたらそこそこになっているという。

 

結構デザインにはこだわったので、そこそこオリジナリティの高い、おしゃれなものになったんじゃないかなぁとは思っています。(特にトップページは雰囲気いいですよね!ね!)

 

そんな感じで意外と2週間強でできちゃってましたね。振り返ってみると意外に労力かけてない、、すいません、、



リリースする4月

はい、せっかくなので新入生の入学時期と合わせてみました。

 

まだ意識が高く、学問を学びに大学に入学されたみなさんのためのサイトです。しっかり本を読み、教養や専門性を身に着けてほしいものです。

 

SNSで発信したり、ブログ書いたり、教授に拡散してもらったり、チラシ作ったり、プレスリリースだしたり、新聞社に情報提供したりとかそんな感じです。

 

プロモーションなんて地味な作業です。チラシデザインは楽しいけど、貼るのは嫌ですよね、面倒です。必要なのでやるという感じです。



最後に

いかがでしたか?

 

何を考えていたとか、自分の哲学とかもっと盛り込みたかったのですが、結局事実を時系列に並べただけになってしまいましたね、、

 

次はもっと考えていることメインで書きますね。

 

実際にモノを作るのって、社会貢献だ~!うお~!って感じじゃなくて「作りたいから作る」んだとか、デザインに対する愛とか、プログラミングなんて余裕だぜみたいなことを感じてくれたら嬉しいです。

 

なにはともあれ完成したので、スマホばっかりいじってないで読書したい!って思ったらぜひElelで調べてみて下さいね!!

↓↓↓

https://elel.site